21グラム
- 監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
- 出演:ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ
- 公開年:2003年
- 上映時間:124分
- ストーリー:余命1ヶ月と宣告され心臓移植を待つ男、昔はヤクザで今は信仰に目覚めた男、かつてはドラッグに溺れていたが優しい夫と2人の子供に囲まれて暮らす女。この3人が織り成す人間ドラマ。
元ヤクザな男が事故を起こして女の夫と子供2人を引き殺してしまう。その夫の心臓をもらって移植した男がどうしてもドナーである人となりを知りたいと探偵に依頼する。その人生を振り返っていく内にその妻を愛してしまう。そこで事故を起こした元ヤクザを殺そうとする。
- レビュー:なかなか重厚なドラマに仕上がってます。演技達者な方ばかりの演技バトルが繰りひろげられます。
題名の「21グラム」とは、人が死んだ時には魂の重さの21グラムだけ軽くなるという意味です。
それぞれの人生での葛藤が見事なまでに描かれ見ているほうにも共感できます。ドラマが進んでいくなかでそれぞれの人生が交差させるまでを行ったりきたりする演出には引き込まれていきます。
- お薦め:☆☆☆